A:この間すごいのをみてさぁ。
B:へぇー、で、何を見たの?
A:それがさぁ、K町の交差点知ってるだろ?
B:あぁ、知ってるよ。
A:そこで交通事故を見ちまったんだよ。
B:その瞬間をか?
A:そう。瞬間も瞬間、バイクと自動車がしっかり衝突するところ。
B:そりゃすげぇじゃん。
A:だろ?それだけでもすごんだけど、そのバイクの運転してた奴どうしたと思う?
B:さぁ、そりゃ相当衝撃があったろうから、無傷ではないんだろ?
A:それが無傷なんだよ。
B:へぇー、よっぽど打ち所とか良かったのかもな。
A:そこなんだよ、もっとすごいのは。
自動車に飛ばされたのにさぁ、そいつは空中で体操選手みたいにクルクルって、
B:おいおい、そりゃないだろう?
A:いやいや、それがホントなんだって、しかっり地面で着地してたさ。
B:ホントかぁ?
A:俺だって目を疑ったさ。で、よく見ると知り合いのCだったんだよ。
B:高校の時のお前のツレのCかぁ?
A:そう。そいつな、高校の時体操部だったんだよ。それで合点がいくだろ?
B:へぇー、そりゃすごいなぁ。俺も見てみたかったよ。
A:でな、Cだと分かったから行ってみたのよ、現場まで。
そしたら、Cの奴がいうのには、練習でもできなかった技で助かったんだって。
B:え?どういうこと?
A:高校の時に考えた新技があったらしくて、大会でも決めたことがなかったらしい。
それが事故の時にとっさに出て、決まったって、自分でも驚いてたよ。
B:そりゃもっとすごいなぁ。体操ずっとやってたのかぁ?
A:それがなぁ、大学に入ってから体操は、してなかったらしいから、もっとすごい。
B:へぇー、そんなこともあるんだなぁ、体がしっかり憶えてたってわけだな。
A:ってことだな。あんなのもう絶対見れないよ。
B:俺も見てみたかったよ。
というような感じか。
こうなれば、流れも自然になると思うのだが、どうだろうか?
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