もう一つの可能性がある。
男3人組が、体が不自由で車いすに乗っていた人の3人組、
もしくは、2人か1人を含んでいた場合だ。
田舎町でしかもビジネスホテルなら、バリアフリーとなっていない可能性がある。
もし、そうだとして、満室だ、と断る理由になるかどうかを考えてみよう。
男3人組が全て車いすに乗っていた場合は、満室だ、と言って断る必要がない。
このホテルがバリアフリーではなく、迷惑をかける旨を説明して断れば良い。
3人組のうち1人が車いすに乗っていた場合は、
他の2人が世話をすることが予測できるので、バリアフリーでなくても、
断る理由がなくなる。
3人組のうち2人が車いすに乗っていたならどうか?
先ず先行して健常者の1人がホテルに入り、部屋を要求する。
フロント係は、一端は応じる姿勢を見せるが、後から車いすの2人を目にする。
すると、1人で2人の世話をすることに無理を感じ、断ることを考える。
バリアフリー設備が不備であることを説明しても良いが、
この健常者の1人は、車いすの2人を連れて旅をしてきている。
自分ができると言い張られては、断る理由がなくなってしまう。
そういう判断から、満室を理由に断ろうとしても不思議ではない。
フロントのやり取りを見て事情を察知した支配人が、
この3人にバリアフリー設備が整った別のホテルを紹介しようと出てくるのは、
至極自然な流れのように思われる。
有効な解答案の一つだと考えられるが、どうだろうか。
<続く>
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