感覚や感受性が高くなると、それに伴って想像力も豊かになる。
事物に触れ、感動の少ない人は、想像力に乏しい。
感動の少ない人は、事物に触れても体験として記憶されないからである。
体験には、事物に触れた際の感動を伴っている。
その場、その時、事物に触れ、自分がどのように感じたか?
これが重要な事で、感動を伴わない事物の記憶は、ただの記録である。
感動を伴った体験の記憶は、想像の種となっている。
例えば、人が道を歩く、という場面を想像するとする。
どんな人が、どんな道を、いつ、などのシチュエーションが与えられていないと、
想像が豊かな人と、そうでない人で、想像できる能力差が顕著に見られる。
歩く時でも、いろいろな体験を進んで出来る人は、自分の体験に基づいた想像が出来る。
ぼんやり歩いたことしかない人は、どう考えるかさえ分らないだろう。
想像の元である考えを思いつくことを発想するという。
発想力とも言われるが、想像の元となるこの発想力は、
トレーニングによってある程度磨くことが可能である。
巷にも様々な発想力訓練法があるが、
ここでは、想像の元が体験であるということに基づいて考えていこうと思う。
美術の研究で発見した、"絵心"の本当の意味を伝えていこうと思います。
2008年11月18日
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